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  • ㈱渡辺鐵工所

開先加工【一次加工】

先日、一次加工の切断・穴あけで紹介した柱に使うH鋼へ行う加工の紹介です。

今回の加工は一次加工に含まれる内容です。

鋼材同士を溶接で接合する部分の加工で、開先角度とルート間隔を確保するための工程になります。


基本的には、1枚目の写真のような開先加工機へH鋼を突っ込んで行います。


動画のように刃が回転しながら鋼材を削っていきます。

板厚によって、早すぎても遅すぎてもダメなので、進むスピードを調整しながら行います。

(実際、私も開先加工をしている時は、速度調整に慣れるまでは、大きな音がしたすると何かあったのではとビビッてました。笑)

開先加工前と後ではH鋼の端部の形状が変わっているのが見えると思います。


ここの加工は追い込み寸法という部分の種類が多く、寸法を間違えると、溶接幅が小さかったり、大きすぎたりして後々大変になるので加工指示書をよく確認するのが大事になります。(渡辺)

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