今日は工場の製作風景を紹介します。
弊社では、建築鉄骨の主になる大きな柱や梁以外にも、下地関係の加工も行っています。
本日は、間接照明の下地製作の様子です。
今回のような立体的な組み立て作業を行うときは、まずは平らな鉄板の上で原寸大の下絵を描いていきます。
下絵の鋼材外面に当てを設置し、ずれないようにしながら固定していきます。
この時に直角度や各鋼材の面がしっかり揃えられるかがポイントになります。
2~3㎜でもずれてしまうと全体的に歪んでしまうので、ここで職人技が求められます。
組み立てが完了すると仕上げの溶接作業へと移ります。
写真のような組鋼材を何個も作り、納品先で組み立て・調整をしたあと、製品の周りにサイディングやボードを張って完成形になります。
実際に完成形になると隠れてしまう部分ですが、形として残るものなので外観がどのようになるか楽しみです。
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